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中国南方カルスト (世界自然遺産登録 2007年)

カルスト地形とは、石灰岩と白雲岩を主とした炭酸塩類岩石からなる地形です。中国のカルスト地形は面積が広く、さまざまな地形があります。中国南方カルストは雲南省の石林カルスト、貴州省茘波県の森林カルストと重慶市の武隆県の天生橋、地縫、天洞カルストから成ります。今から50万~3億年前に形成されたと言われています。総面積は1460平方キロメートルに達します。2007年に世界遺産に登録されました。

雲南石林カルスト
雲南石林カルストは、雲南から約82キロのイ族自治県内にあります。総面積は400平方kmで、2億7千万年前にここは海でしたが、地殻変動により陸地となり、現在のカルスト地形になりました。石林は大小石林、乃古石林などに分けられています。
中国では『天下第一の奇観』と言われています。
毎年、旧暦の6月24日には、周辺に住んでいるイ族の住民がここに集まり『火把(カハ/huo.ba)節』と言う有名な火祭り(松明祭)が行われます。

貴州荔波カルスト
荔波(レイハ/Libo)カルストは、『茂蘭』森林自然保護区と『樟江』風景名勝区に分かれています。この地域には稀少動植物が多いことも世界遺産に登録された原因のひとつです。「中国で最も美しい10大森林」に選ばれています。カルストは、高原と低地の中間にあり、『峰叢』『峰林』と呼ばれる小高い円錐状のカルストです。また、貴州省茘波県は布依族(プイ族)、水族、苗族、瑶族などの少数民族が集まります。

重慶武隆カルスト
重慶武隆カルストは、『天生三橋』、『天坑』、『芙蓉洞』の3か所があります。芙蓉洞の長さは2700メートルで、総面積が3.7万平方メートルです。「世界奇観、天下第一の穴」と言われます。そのほか、広い草原があり、周りに地縫、仙女山、烏江画廊など有名の観光地があります。