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武隆カルスト(世界文化遺産登録 2007年6月)

世界遺産重慶市武隆カルストは、重慶市の東南170キロに位置し、長江の支流である烏江の下流にあります。その景観は「天坑三橋」、「地縫」、「芙蓉洞」などからなります。総面積3.7平方kmで、芙蓉洞日本の秋吉台のおよそ3倍もあり、天坑は水が上から注ぎ込む形で浸食されてできており、「天が開けた穴」といわれるこの地最大の特徴であり、天生三橋と共に武陵は、まさにカルスト地形の宝庫です。
烏江画廊とともに、中国国家上級クラス風景区、中国国家地質公園、中国国家屋外スポーツ基地としても認定され、2006年の申請後、2007年6月27日にはれて「中国南方カルスト群」の一つとして世界自然遺産に登録されました。
武隆県は海抜280メートル、面積2900平方kmで、人口約40万人弱の中都市です。年間平均気温は17.9度です。県内に分布しているカルスト地形が最近有名で、最高海抜は仙女山2033mで、最低は大渓河口の辺りで160mしかありません。原始森林には松、杉柏などが多く、豹、レッサーパンダ、猿、猪など国家1-3級の保護動物を含む181種が生息しています。
2007年4月23日、重慶市武隆県に住む4500戸の農民は、世界自然遺産に申請している地域の自然環境保護のため、今後10年から15年の間に現在の住居の立ち退きを決めました。武隆県は、今後3期に分けてこの農民達を他の地域に移住させることを計画しています。世界自然遺産の保護と発展が目的のこの大がかりな立ち退き政策に対して、農民達は非常に協力的でした。将来、重慶の二番目の世界遺産の観光地としまして、必ず多くの観光客を引き付けることでしょう。
見所は以下の「天坑三橋」「地縫」「芙蓉洞」の3ヶ所です。

▲天坑三橋
入場時間: 夏季3月7日-10月7日 08:30-17:00  冬季10月8日-3月6日 09:00-16:00
入場料:85元

羊水峡に横たわる大自然が作り出した大傑作「三つの天然の奇岩がおりなす二つの空間」を中国語で「天坑三橋」と名づけられました。海抜は900~1180メートルです。
天坑は、「天龍天坑」と「神鷹天坑」からなり、山頂から地下280m深くまで、自然にくぼんだ世界で二番目に大きな奇観です。三橋は、岩山が橋を形成した景観であり、世界で最大規模のものです。天龍橋(山頂から麓まで235mの落差があり、岩橋の下に二つの空間、高さ96m)、青龍橋(山頂から麓まで落差281m、岩橋の下の空洞高さ100m)、黒龍橋(山頂から麓まで落差223m、橋の下の空洞高さ116m)があります。
天坑はまさに世界一の天然岩橋と誇られる壮大な奇観です。まるで、繰り貫かれたような岩石絶壁を280m底の遊歩道から望むと、その荘厳さに圧倒されます。2007年日本でも公演された映画「Curse of the Golden Flower」のロケ地の一つとしても知られています。【監督】 ジャンイーモウ (張芸謀)

【観光方法】
入口(海抜1170m)からエレベーターまで100m程遊歩道を歩き、その後、エレベーター(13名収容が2機)で35秒かけて約80m下ります。降りた後、中段に着いてから、約700段の階段(100m)を下り、続いて、面積200㎡の龍泉洞池(海抜990m)まで2.8キロ程の遊歩道をハイキングします。
到着地点の龍泉洞池から3番出口までは、急な階段も含めて約800段あり、1500m程登ります。(移動距離は合計約4500m)約3~3.5時間かかります。この急な階段の昇降に、体力に自身がなければ、龍泉洞池から戻り、再度エレベーター利用することも可能です。しかし、全て歩けば、徒歩距離はさらに長く約5800mになります。

トイレ場所:最下層階(地上階)の古典式の建物の中、もしくは到達地点の龍線洞池傍に一箇所有
どちらも洋式・ティッシュの用意  無料

▲地縫
入場時間: 夏季4月26日-9月25日 08:30-16:30  冬季9月26日-4月25日 09:00-16:00
入場料:(未定・問い合わせ)元

2002年にオープンされ、地下深くまで自然に形成された狭い峡谷です。海抜450~820m程のところに位置し、上層から峡谷最底部まで350mの落差があります。上から見下ろすと、滝、樹木と藤など緑ばかりで底まで見えず、底から上を望むと両脇を険しい絶壁に挟まれ、中国語で「一線天」(青空が両脇の峡谷に挟まれ、下から見上げると上空までが一直線につらなって見える様子)と表現される景観が広がります。途中、遊歩道にてハイキングすると、高さ80mの滝があり、渓流に沿って森林浴を楽しむことが出来ます。

【観光方法】
入口(海抜820m)からエレベーター乗り口まで250段下り、エレベーター(13名収容×2機)で35秒間で80メートル上昇します。案内図のあまで650段の階段を下り、左側から右方向へ1周回ると2キロ程の遊歩道で約2~2.5時間かかります。

【往路観光ポイント】
雲漢天梯(天井の山が2億年前に隆起した海底の化石も見える) 
歩入三界(橋と案内図あり、往路と復路の交差点です)
聖像遊水、羅漢苦修、世外桃源池(深さ18メートル)
小小天生橋、龍潭映月池(地縫の終点、海抜590m、トイレ有)
※ 歩入三界~龍潭映月池まで300段
【復路観光ポイント】 一線天(底から見上げて峡谷が空をぬけて直線に見えて350m高度さの景観)
銀河飛瀑(落差80m、幅6~8m、マイナスイオンいっぱい!)

トイレ:チケット売り場付近、と地縫到着地点の龍潭映月池にあり、無料

▲芙蓉洞
入場時間:08:30-16:00
入場料:(未定・問い合わせ)元

海抜520mです。開放されている洞窟内の長さは2846m、高さ30~50m、気温は常に17℃~20℃です。米国のMammoth洞、仏国のLascaux洞と共に、世界三大洞窟の一つとして誇られています。中国では世界自然遺産の中で唯一の鍾乳石洞窟です。沈殿物種類が世界一で30種類以上、主な岩石は5億年前の白雲岩です。「壮大な地下芸術宮殿」「洞窟の科学博物館」と称され、専門誌「中国国家地理」によって中国で二番目に美しい洞窟として選定されています。この洞窟内には、中国語で「五絶」と称えられる景観があります。1.珊瑚瑶池(池に浸す珊瑚のように)、2.巨幕飛滝(幅広い垂れ滝のように)、3.生命の源(男根のように)、4.犬牙晶花池(細くて沢山の犬の牙のように)、5.石花王(満開している花のように)です。現在開発中のため、自然そのままの姿をご覧頂けます。今までは、交通不便な地域だった為、1994年になって初めて、現地の村民により発見されました。

【観光ポイント】
松柏会仙、老人迎仙、石の葡萄、小獅子、大小雁塔、30m高い玉柱、奥のホール1.1万㎡など)

【観光方法】
入口から出口まで徒歩で洞内を見学して、所要約1時間10分。洞内は非常に高くて広く、開放感があります。20分毎に20名-30名程単位で、一緒に観光します。洞内の照明は現地係りが照明システムでコントロールしています、観光客がポイントを通過すると、照明は消され後戻りが出来ません。

【武隆の風俗】
土家族は長い歴史を持ち、その祖先は2000年前から湖南省西部、湖北省西部一帯で生活していました。土家族は漢民族から多くの影響を受け、かなり進んだ農業、経済、文化を築き上げました。昔は土家語を使用していた人も多くいましたが、今では90%以上の人が漢語を使っています。主に農業に従事しています。織物と刺繍、彫刻、ろうけつ染めが土家族の伝統工芸として名高いです。中でも錦織は“西蘭卡普”と呼ばれ、中国名錦の一つとして有名です。
主食は米のほかに粟や豆などで、副菜で有名なものに発酵させた白菜の酢漬け“酸菜”や豆を発酵させた“腐乳”などがあります
先祖崇拝や土地神信仰があり、白虎を守り神として家屋の各所に張り紙をしています。

土家族は長い歴史を持ち、その祖先は2000年前から湖南省西部、湖北省西部一帯で生活していました。土家族は漢民族から多くの影響を受け、かなり進んだ農業、経済、文化を築き上げました。昔は土家語を使用していた人も多くいましたが、今では90%以上の人が漢語を使っています。主に農業に従事しています。織物と刺繍、彫刻、ろうけつ染めが土家族の伝統工芸として名高いです。中でも錦織は“西蘭卡普”と呼ばれ、中国名錦の一つとして有名です。
主食は米のほかに粟や豆などで、副菜で有名なものに発酵させた白菜の酢漬け“酸菜”や豆を発酵させた“腐乳”などがあります
先祖崇拝や土地神信仰があり、白虎を守り神として家屋の各所に張り紙をしています。

【武隆料理】
武隆料理 武隆料理 武隆料理 武隆料理
羊角豆幹(はんぺん様の食感) 羊角豆幹 燻製豚肉の炒め インゲン豆とじゃが芋の炒め物