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武当山 (世界遺産登録 1994年)

入場料:110元
ロープウエイ:登り50元、下り45元
金頂:20元、紫宵宮15元
グリーン観光バス:70元

世界遺産武当山は1994年世界遺産に登録された、漢代以来の道教の聖地です。海抜1612m、72の険しい山々が連なりる霧深い谷は、昔から道士(道教の修行者)たちの修行の場となっていました。
山中には、33の道教寺院が雄大な自然に溶け込むように点在しています。金殿(きんでん)、紫霄宮(ししょうきゅう)、太和宮(たいわきゅう)などの代表的な建築物が武当山の精粋です。唐の時代から作られた山中の寺は、度重なる戦乱で焼失し、明の永楽帝が、莫大な国費を投入し、建て直されました。ふもとから武当山最高峰の天柱峰の頂上にある金殿までは、細長い青石板が敷かれた神道が続きます。神道の両側には、宮、観、庵、堂、亭、台、橋が散在し、自然を尊ぶ道教思想によって造られた武当山の建造物は、周辺の山や木、水と一体化し、天然の景観となっています。
武当山では今も、数百名の道士達が、道教の祖.玄天上帝を祀り、仙人の境地を目指して修行を続けています。武当山の道士は武術の鍛錬にも力を入れており、武当山は伝統的な中国武術、武当拳の発祥の地でもあります。

歴史
武当山明代初期、成祖皇帝.朱隷(後の永楽帝、在位1402~1424年)は甥の建文帝(在位1398~1402年)から政権を奪ったあと、南京から北京への遷都を決めました。道教を篤く信仰する永楽帝は、封建的な倫理道徳に反した政権剥奪の口実として、これは神様の思し召しであり、道教の聖地である武当山の真武大帝による加護があると言いました。
この為、北京遷都の準備がほぼ終了した永楽11年(1413年)、永楽帝は侍郎(内閣各省の次官)の郭進らを、真武大帝を祀ってある武当山に派遣し、30万人以上の労働者を使って盛んに土木工事を行い、十年近くかけて、浄楽宮、迎恩宮、玉虚宮、紫霄宮、南岩宮、玉竜宮、遇真宮、太和宮、復真観、元和観など33の道教建築群を建造しました。この時期は、北では故宮を建築、南では武当を修築と言われました。


気候と景観
武当山は亜熱帯の季節風気候に属し、高度によって天気や気温が変わります。最適な観光シーズンは春と秋。年間平均気温は、標高1200~1600メートルの地帯が8.5度、標高750~1200メートルの地帯が12度、標高750メートル以下の地帯が15.9度。最高海抜1612メートルです。
武当山の景色は変わります。春は花が沢山咲きます。夏は雨が多く、滝がよくみられます。秋は山が紅葉するので、旅行の一番いい季節です。冬は雪に包まれる時がありますが、晴れる日が多く、眺めも一番いい時期です。

交通手段・位置
湖北省の西北部・丹江口市内にあり、「大巴山・東段」に属しています。

景観区観光バス
風景区を保護するため、環境にやさしい遊覧車が走っています。
【チケット】   70元/人。
【運行時間帯】夏:6時~19時  冬:7時~18時半