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三国志物語-草船借箭の計

諸葛亮の才能に後々の呉の危険を感じた周瑜は諸葛亮をなんとか殺してしまおうとする。
作戦を立てるのに矢が不足なので10万本の矢を調達してほしい、と諸葛亮に言い、
「調達できなければ処分」という誓書を書かせることに成功する。
諸葛亮はただでも短い期限を自ら3日に縮める。
しかし、2日経っても何もしない諸葛亮を魯粛は心配する。
諸葛亮は魯粛に船を借りると藁人形を立て対岸の曹操の陣へ向かった。
この船を見た曹操の陣営は一斉に矢を放った。
船が傾き始めると反対側を向け、大量の矢の調達に成功する。
当てが外れた周瑜は悔しがる。

この話も史実にはないフィクションです。
だいたい諸葛亮は赤壁の戦いでは作戦面には携わっていなかったようで、
周瑜もこんなに汚い人間ではありません。

実はこの話にはモデルとよべるものがあります。
「魏略」という書物には赤壁の戦いの後にある濡須口の戦いです。
曹操と孫権の直接対決になったのですが、
このとき曹操が放った矢を船の両側に大量に刺さったところで引き返す、
という話が紹介されています。

ちなみに、周瑜と諸葛亮が曹操を破る策を語り合うシーンで、
二人とも手のひらに「火」と書くものがありますがこれもフィクションではないでしょうか。