ホーム >> 中国観光地ガイド >> 四川省
峨眉山

【入場時間】8:00-18:00
【入場料】
◆ 入山料 :150人民元/人
◆ エコバス代 : 峨眉山入口~雷洞坪間  往復70元/人 
  エコバス終点の「雷洞坪」から次のポイント「接引殿ロープウェイ乗り場」までは20分歩きます。
◆ 金頂ロープウェイ代 (接引殿~金頂間) : 上り65元、下り55元
◆ 万年寺専用ロープウエイ代 (山麓万年寺駐車場から万年寺間): 上り65元、下り45元
◆ 万年寺拝観料 :15元 ◆ 報国寺拝観料 :10元
◆ 華蔵寺拝観料 :10元 ◆ 伏虎寺拝観料 :10元

世界自然と文化遺産:1996年12月登録

峨眉山の位置・名前の由来・気候
峨眉山は四川省成都市から南へ約160キロに位置し、面積は約300平方キロです。山間には、急崖絶壁と渓流、滝があり、中国では「峨眉は天下に秀たり」と称えられています。山の形が少女の眉毛のように見えるため、峨眉山と名づけられました。
峨眉山の主峰は万仏崖で、標高は3099メートルです。山の頂上と山麓は2500メートルの落差がありますが、気候区分がそれぞれ異なります。山麓は亜熱帯に属し、中腹は温帯で、頂上近くは亜寒帯です。山麓と山頂の温度差は、15度もあります。

峨眉山の寺院
峨眉山は中国仏教四大聖地の一つです。寺院の建立は漢代より始まり、各時代ごとに増改築が進み現在に至っています。明と清の時代には、大小百近くの寺院が建立され、普賢菩薩の道場として一躍有名になりました。最も有名な寺院は報国寺、伏虎寺、万年寺、及び山頂にある華蔵寺です。

峨眉山の自然資源
その植物資源の豊富なことから、中国では「古きよき植物王国」として親しまれています。特異的な気候区分の為に、約3700種の植物が分布しています。国務院により国家一級の「重要保護野生植物」に指定されたハンカチノキ(中国語表記・珙桐gongtong)は中国が原産です。ハンカチノキは最初に四川省で発見され、その後貴州省、湖北省、雲南省でも発見されその分布は広いです。山の気候区分により標高1250mから2200mに生息するといわれています野生動物は2300種余りが生息しているといわれ、なんとジャイアントパンダもいます。の中では峨眉山の国家二級の保護動物である「チベットモンキー」(中国語表記・藏猕猴ツァン・ミ・ホウ)が有名です。
ちなみにチベットには生息していません。ニホンザルと同じMacaca属に分類されます。
観光客に餌をねだる姿がよく見られるものは、同属のベニガオザル(中国語表記・短尾猴トゥアン・ウェイ・ホウ)ですが、猿達はかなり凶暴ですので、むやみに近づかないように注意してください。

峨眉山の自然特異現象
天候の変化により、日の出、雲海、「ブロッケン現象」、「聖燈」が見えます。「ブロッケン現象」ドイツ語を語源とした表現ですが、日本では「御来迎 (ごらいごう)」とも呼ばれ、見る人の背後から差し込んだ光で、その人の影の周囲に、虹に似た光の輪が見える山岳気象現象です。1年の間のうちに77日間このような日があるそうです。「聖燈」とは、夜間しかみることの出来ない、月の無い夜、暗やみの夜中に豆粒のような光が見え、これが百、千になり、谷や山にあふれる現象です。

峨眉山の観光方法
昔は山麓から山頂まで歩行するしかありませんでした。石段は約二万段もあり、上り下りともにそれぞれ1日掛かりでした。現在は山麓から雷洞坪までセメント道路が出来ており、車で楽に登ることが出来ます。山頂には宿泊施設があるので、日の出や夜間特有の景観を見たい場合も、ゆっくり滞在して観光できます。峨眉山の名所を観光するのは有料エコバスです。(エコバスとは、中国語で「環保車」と表記し、環境保護バスを指します。) # 他の一般車は峨眉山内通行禁止
まず報国寺付近の駐車場のエコバス乗り場から乗車⇒雷洞坪にて下車した後、金頂ロープウエー乗り場まで20分ほど歩きます。そしてロープウエーで金頂に到着します。下山の時は同じく雷洞坪にてバスに乗車し万年寺で降車できます。万年寺は往復ロープウエーがありますが、体力に自信のある方は、復路の万年寺~清音閣間を歩行観光しても可能です。あるいは、万年寺から他のルートをとってのハイキングも可能です。

金頂金頂
金頂は峨眉山で2番目に高い峰で、標高3077メートルです。ロープウェーから降り、少し階段を上ると、大きい広場が見えてきます。天気がよく見晴らしがいい日には、西側の海螺溝の「ミニヤゴンガ」山を見ることが出来ます。しかし、山頂の天候は変わりやすい為、比較的周囲の景色が見にくい時が多いです。金頂には、華蔵寺と臥雲庵の寺院があります。さらに、金頂賓館の隣からケーブルカーに乗ると、さらに上部の3099mの「万仏崖」に行けます。
ケーブルカー料金: 往復で50元
ケーブルカー所要時間:10分
万仏頂では、眼下のすばらしい眺めが堪能でき、万仏頂の鐘を鳴らすことができます。
金頂での日出と日没時間 (目安)(毎月15日を基準として) 

期間 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
日出 08:02 07:48 07:20 06:45 06:18 06:00 06:20 06:36 06:48 07:05 07:35 07:55
日没 18:30 18:50 19:10 19:30 19:50 20:05 20:10 19:50 19:20 18:36 18:15 18:10

万年寺万年寺
峨眉山の山麓からほんの少し上った所にあり、標高800~1900メートルの間。峨眉山八大寺院の一つで、晋時代に建立され「普賢寺」と名付けられました。唐の時代には「白水寺」と改名され、明時代から「万年寺」と呼称されました。古い寺院は落雷で焼失し、現存は1986年に再建されたものです。寺院の隣に川が流れ、非常に静かで雰囲気がいいです。時間に余裕油のある方は、さらに川沿いに歩くと「清音閣」まで観光できます。片道、約40分かかりますが、そのままエコバス乗り場から乗車できます。
万年寺の普賢殿は木材と釘を一切使わず、レンガを使用し、屋根の建築形式はチベットラマ教、本体はインド仏教の寺院を模倣し、四百年以来、18度もの地震と火災でも、全く損壊のないまま保存され、四川省の「重要文化財」に指定されています。

報国寺
峨眉山の山麓にあり、標高550メートル、気温は暖かく樹木が多く、寺院が多い所です。
各寺院の古代建築、貴重な華厳銅塔、古い鐘等、仏教文物は見ごたえがあります。報国寺は峨眉山仏教協会の総本山であり、峨眉山仏教活動が盛んです。玄関の左右には明朝に彫刻した獅子の像があり、上には報国寺という康煕皇帝の親筆があります。明朝の1615年に最初に建立された時には、儒教、道教、仏教という三つの宗教の信仰内容が混在する寺院でした。清代1652年に現在の位置に弥勒殿と大雄宝殿を立て直し、1703年に仏教教義の「報国主恩」という教義により報国寺と後から名付けられたのです。1866年この寺院の僧の要求にて、さらに高い場所に「七仏殿」と「普賢殿」を増築したのです。山門に入り、左側には鼓楼、右側には鐘楼が見えます。
開館時間 : 夏期 6:30~20:00  冬期 7:30~19:00

伏虎寺
報国寺の右側から道路沿いに徒歩約1kmの場所にあります。唐朝に建立された寺は、宋朝時代は虎による被害が多く、士性和尚が「尊勝塔」を立て、虎による災害を鎮めたことから「伏虎寺」と名づけられました。1661年に改修された後、現在この寺院に尼僧が住んでいます。