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黄龍概況


世界遺産

  黄龍は、1992年九寨溝と共に世界遺産として、2000年には国連の
世界生物圏保護区として登録されています。
その独特な奇妙で秀麗かつ閑寂とした、カルスト溶岩で世界でも有名です。
紺碧の水が幾重にも重なった段々畑のような景観で、まるで玉や象牙のようです。
水面の色が水底の沈殿物と季節の移り変わりによって、違った姿を映し出し、「人間の仙境」とも称されています。


◆黄龍の名前の由来
 黄色いカルスト溶岩で覆われている景観が、金色の龍岷山の生い茂る木々の間を曲がって登っているように見えるため名づけられました。

◆黄龍が形成された経過
 緑いっぱいの山に囲まれた黄龍は、何千何百の池と色とりどりの湖から成ります。
 何万年の歳月を経て、大量の
石灰を含んだ地下水が雪解け水とともに流れ出て、黄龍で再び湧き出し、沢山の小河を形成します。
 水底に溜まった石灰は時間と共に、厚さ数十㎝、高さ10~200mまでの硬い堤となり、地形の変動に合わせ、また新しく石灰の堤ができます。これを繰り返し、さまざまな形の堤が湖を取り巻くようになります。


黄龍観光見所

黄龍の池は大小約2300あります。谷沿いに登って行く順に8つの地区に分けられ、それぞれ特色が異なります。

◆迎賓彩池
入り口を過ぎると、林を背景に光輝く池は、
まるで客人を出迎えるかの様であるため、
「迎賓彩池」と名付けられました。
◆明鏡投影池
面積は約3600平方メートル、静寂の森の中で青空と雪山が水面に映り、
まるで詩画のようです。近くの道端に は、
アツモリソウなどの花が見えかくれしています。
◆争艶彩池
面積約2万平方メートル、約500の大小の池からなり、その川底に沈殿した鉱物が池によって違い、また周囲の植物や、日差し、時間、及び角度により、金色緑色、真紅、オレンジ色などに見え、非常に鮮やかで美しいです。
旅行社のパンフレットでよく見られる観光名所で、黄龍では「五彩池」に次ぐ2番目の見所です。
体力の弱い方はここまででも十分に満足できるでしょう。
◆五彩池
面積約21000㎡の黄龍最大の観光スポットです。
源に一番近く、一年中水が豊富です。冬も凍結しません。
人間世界の瑶池(中国で天に住むといわれる仙女の池の意)」と呼ばれ、黄龍最高の名所の風景は言葉でいい表せないほどの壮麗さです。雪山が眼前に広がり、心も癒されます。五彩池は黄龍寺の裏側にあり、五彩池を観覧した後に、展望台からも眺められます。
◆黄龍の滝群
飛瀑流輝」高さ約10m、幅約60mで、銀色の龍のように滝つぼの中に飛び込み、圧巻です。
金沙鋪地」大量のカルシウムが広範囲で湖底に沈殿しており、光を反射して川底できらきら輝き、眩しいほどに心を奪われます。

◆黄龍のお寺
黄龍寺」 道教のお寺で、関羽の像などがあります。
黄龍中寺」 休憩所ではチベット麦の餅、コーヒーバック(但し、かなり割高)など購入できます。

◆黄龍の高山植物

5月

(主にゴールデンウイーク)山桜、石楠花など。
6月 黄色いケシ、アツモリソウ、風露草、サクラソウ、エー デルワイス、アズマ菊など(石楠花はシーズン終盤)
7月 青いケシ、チベットアツモリソウ(終わりかけ)、雲南黄花アツモリソウ (終わりかけ)、サクラソウ、エーデルワイス、アズマ菊など
8月 青いケシ(終わりかけ)、エーデルワイス、シオガマなど