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自貢 塩造りの歴史と塩業歴史博物館

  自貢市は四川盆地の南部、長江支流・沱江の流域に位置し、省都である成都や直轄市重慶市からそれぞれ約170km(車で約3時間)。
  昔から塩業が盛んな豊かな地域で、千年前から井戸水を汲んで塩を精製し、「塩の都」と呼ばれます。
  現在も世界最古の深さ1000mを超える採塩井戸、シン海井(シン;火が三つの下に木)は昔ながらの面影を残し、国の重要文化財・塩業博物館では塩業の歴史やしくみについて理解を深めることができます。


● 塩業博物館 ●
  塩業関連施設として代表的な塩業博物館は、清朝始め、陝西省の塩商人たちが1736年から16年の歳月と5万両の銀を費やし、陝西省の人々の集会場所として造りました。国の重要文化財にも指定され、ここで当時の資料と生産工具を展示し、井戸を利用した塩生産の長い歴史とその生産技術の発展を学ぶことができます。
 この博物館は自貢市の中心部に位置し、関帝廟でもある為、俗称を「西秦会館」とも言い、1959年に建築されました。中国唯一の専門的な塩博物館で、毎年およそ20万人が観光に訪れます。3000平方mある広大な敷地内には清の宮廷様式と民間様式の混じった様々な建物が立ち、精巧な木彫りや泥彫り、彩色絵画などで装飾され、塩文化の歴史だけでなく昔ながらの雰囲気も満喫できます。千年以上前から変わらず使用されている井戸からくみ上げ造られた塩をお土産品として販売もしています。

【 入場時間】 08:00-17:30
【 入 場 料 】 30元/人

● シン海井 ●  (シン;火が三つの下に木)
  塩の都を自負する自貢の人々の誇り、シン海井は世界最古の1000mの深さを超える人工井戸です。清朝の時代1835年から掘られ、面積約1.5k㎡、現在も当時の面影を残し、1988年には国家重要文化財に指定されました。主な生産物に天然ガスと黒にがりがあり、現在でも井戸を掘る様子や、低圧天然ガスを用いて塩を燻し出す製塩工程などを観覧できます。

【 入場時間】 冬季(11月~1月)8:30-17:00 その他(2月~10月)8:30-17:30
【 入 場 料 】 20元/人